2013年の主催講座・イベントは、すべて終了いたしました。多くの方に参加していただき感謝しております。ありがとうございました。
2014年は春から始動の予定です。ご期待ください。
*このイベントは定員に達しましたので締め切らせていただきました。ありがとうございました。
*このイベントは終了いたしました。
参加費8,500円(入園料、昼食代、お茶代)
定員は先着30人
7世紀終わり頃から8世紀の中頃まで、奈良・平城京を中心にして華開いた天平文化。万葉集、正倉院宝庫・物などが生まれた時代に思いをはせ、お茶を楽しみます。静寂な空間で、お茶をいただく時間。はるか昔、貴族が私たちと同じように楽しんだと思うだけで心躍りませんか?
農学博士・寺田孝重さんの話と実演
今回、お話と実演をお願いした寺田孝重さんは、奈良県農業試験場茶業分場の研究員などを経て、現在、奈良県農業研究センターの専門技術員、京都造形芸術大学の講師という肩書の持ち主。著書「茶花の本名」=写真、論文「茶人と茶花」など執筆物も多数あります。お茶と茶花の研究家としても知られています。当日は、寺田さん秘蔵の道具と茶葉により、当時の作法を用いて天平時代のお茶を再現し、実際に、現代の大和茶との飲み比べを楽しみます。
秋の風情があふれる「吉城園」の茶室を借り切ります
吉城園は、興福寺子院の摩尼珠院があったところとされ、大正8年に現在の建物と庭園が作られました。園内は池の庭、苔の庭、茶花の庭からなり、紅葉の時期は、赤色の絨毯で覆われ、美しい景色と成ります。
小さな秋が、あちらこちらで感じられます。
http://nara-manabi.com/yoshiki/
第65回正倉院展の初日に開催
当日は午後7時までの開催(入館は30分前)ですので、会の終了後に観覧することが可能です。23年ぶり二度目の出陳となる漆金薄絵盤(うるしきんぱくえのばん)、聖武天皇ご遺愛の平螺鈿背円鏡(へいらでんはいのえんきょう)や屏風が出陳されるのが注目です。天平時代の息吹を感じる一日となることでしょう。
お昼の懐石弁当と、御茶菓子も地元・奈良にこだわりました
お昼は「奈良に名店あり」と噂高い奈良市脇戸町「つる由」さんにお願いしました。金沢の名店「つる幸」で修行した経験を持つご主人の素材への思いが詰まっています。
御茶菓子は奈良市在住の神谷優希さん=写真=が担当。奈良女子大学と共同開発し大ヒット中の「奈良漬サブレ」など奈良にこだわるお菓子の名手が、この日のために、天平と奈良の秋をテーマにした茶菓子を創作してくれます。