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歳時記2018

 

APR-MAY 2018

梅雨から夏に季節が走る、助走の5月。一年で木々が最も美しい季節だ。南丹・美山へ、生命の息吹を感じるグリーンに出合いに行く。小川沿いの土手に群生する名もない草花。葉型や明度の違いが、一幅の絵画のようだ。この自然を享受できるのは、極寒の冬を乗り越えたから。厳しい自然と共に生きる人々への、ご褒美なのだろう。美しい日本の風景。協奏曲のように迫るくる、生のちから。

朝日新聞社系列の㈱アサヒ・ファミリー・ニュース社(大阪市北区中之島)が運営する『朝日ファミリーデジタル』で、弊所代表の澤有紗がコラムを連載中関西エリアの “今” を豊富なコンテンツで発信している人気WEBサイトです。京都生まれの京都育ち、京都をこよなく愛する筆者が、京都の今をご紹介します。

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日本文化や美しい日本の風景の維持継承と、健康で自分らしく生きることをテーマに春と秋に主催するイベントは、毎回、稀なる体験をしていただけるように計画しています。参加費の中から会場となる場所の維持費捻出、若い世代の応援、寄付などを行うということも目的のひとつです。

再生医療センター そばじまクリニック院長・傍島聰先生に聞く 100歳まで生きる時代の再生医療最先端

併催 メディカルエステで首筋のシワ対策ほかの抗加齢美容体験

2018年6月2日(土)14:30〜約2時間30分

※ 定員に達しました。ただいま、キャンセル待ちを受け付けています。

京都市・北山のメディカルエステ・ソフィアほかで。参加費8,000円(お茶とお菓子、お土産つき)定員15人 (達し次第締め切り)

元気で100歳まで生きることが当たり前の時代が近づきつつあります。その大きな支えとなるのが再生医療だと言われています。加齢や病気などで傷んだ組織をIPS細胞などで修復するという夢のような時代が、すぐそこに。新しい医療の分野ゆえに不安や疑問もあります。「自分らしく、健康に」をテーマにした開催している「Feel!自分 QOL Tetakoya Movement」の12回目は、再生医療の第一人者を招いての講義です。超過密スケジュールの中から、絞り出すようにして時間を作ってかけつけてくださいます。こちら→

山下郁夫写真展「Portrait(ポートレート)」

2018年4月15日(日)、16日(月) 11:00〜18:00 

一知里邸ギャラリー(大阪府箕面市1-2-15、阪急箕面駅から徒歩5分)

入場無料 会場は私宅内にある登録文化財、重要景観建造物の洋館。入館前にアポイントメントが必要。 こちら→

※終了いたしました。沢山のご来場ありがとうございました。

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冬の京都・美山へ エコツーリズムプログラム

冬の京都・美山で「第2回美山エコツーリズム大会開催」が開催されます。

日本の原風景が今尚残る美山町。自然と共に生きる人たちの暮らしには「感謝」と「共生」の文化が息づいています。そんな美山の魅力を体験できるエコツアー「第2回美山エコツーリズム大会」が2018211日~218日に開催されます。
今年のテーマは「豊かな自然や伝統文化を守り育てる美山の暮らし」。味噌作りや狩猟体験、美山女子とのランチ会など、美山の冬の暮らしを体験できるツアーがもりだくさん。

 

 

●211日(日)美山雪まつり 

●212日(月)山とつながるステキな時間(美山女子×美山移住に興味がある女性のランチ会)

●213日(火)エコツーリズム大会講演 「美山の魅力の届け方」

●214日(水)ネイチャーガイドと行く 美山スノーシュー

●215日(木)猟ある暮らし・狩猟・解体体験

●216日(金)かやぶきの里で暮らす12/安全管理講座「美山の魅力を安全に届けるための事故予防・安全管理・危機対応(実践編)」

●217日(土)「氣」を養い「木」を使う (お灸づくりと極小規模木質資源フル活用の仕組みを学びます)/ネイチャーガイドと行く 美山スノーシュー

●218日(日)京都・美山“山里の記憶”伝承教室 味づくり・そば打ち教室/ネイチャーガイドと行く 美山スノーシュー

 

詳細は以下で。http://www.miyamanavi.net/ecotour/

 

電話 0771-75-9030830-1730 水曜定休日)

メール info@miyamaeco.com

 

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You&Me

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無いっ!

 

汗ばむ陽気のある日。突然、気が付いた。ウォーキングクローゼットの中の服が6着も無い。初夏から初秋に大活躍してくれる、外出着とパーティーウェアが、根こそぎ。どこかに仕舞ったこと自体を忘れたのか、それとも…。自分にしては高価かつ気にいっていたアイテムばかりが、消えている。念のため馴染みのクリーニング店にたずねると「コンピューターで調べましたが、すべて引き取っていただいています」との返事。そう言えば、パールのネックレスも見当たらない。いつか、どこかから出てくると思っていたが、これってまさか…。夕食時に両親に伝えると、まず父が「それは空き巣に取られたにちがいない。実は本に挟んでいたへそくりの5万円が無いと思ていたところだ」と言った。「それって、いつの話?」「いやー、1か月前までは確かにあった。いや、あったと思う。そうかあ、ボケたと思ってたが、泥棒かあ。お前の服はいつまであった?」「うーん、それが夏服なんで、気に留めなかった。でも去年の10月にはあったような…。(父、訝しげ)…いや、ありました」というような会話を続けていると、母が「うちはセキュリティもしっかりしているし、そもそも、金目のものではなく、洋服を盗むなんておかしいわ。お父さんのへそくりも、はさんであるページまで特定できない。それよりも、バッグを変えた時に応接間のテーブルの上にポンと置いた商品券が見当たらなかったの。包装紙と一緒に捨てたと思っていたんだけど、泥棒かしら」と言った。それからというもの、普段から、探し物ばかりしている両親は、何か見つからない物があると「やっぱり、ドロボーにちがない」と言いあっている。それにしても、かずかずの品は、いずこへ?

 

 

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誇り

 

知人から「YouTubeに2017年のクリスマスにNintendo Switchをゲットして歓喜する子供たちシリーズがある。中でもPart7は出色。日本人として誇りだね」と聞き、さっそく見てみた。海外の子どもたちが、ベリベリとプレゼントの包装を破り、中から出てきたものを見るなり「Oh! Nintendo Switch」と叫び、泣きだしたり、のたうちまわったりして喜ぶ姿が集められていて、あまりの喜びように見ている側も幸せな気分になる。そう言えば、と感銘を受けた言葉を書き留めている手帖を取り出した。もう数十冊になるのだけれど、いつ読んでも、どの言葉も古びずに新たな力を与えてくれる。確か、この辺にと探し出して読み返すと自分の功績が自らの人生に何を与えたかと考えた時、銀行口座にいくら金が貯まったかなどとは意味のないことだ。あなたの愛することをやり、あなたのすることを愛しなさい。なぜなら、それが人々があなたについて記憶する姿だからだ。それをSatoruIwata から学んだ」とあった。ゲーム界のレジェンド、任天堂の前社長・岩田聡さんが亡くなった際に寄せられた、南アフリカのある有名なコラムニストの追悼の言葉だ。同じ京都にいるということもあり、岩田さんとは面識があったが「僕の名刺の肩書きは社長ですが、頭はゲームの開発者、そして本質はゲーマーですよ」と言っていた。42歳でいきなりの社長抜擢で畑違いの開発から経営へ。その道は決して平坦では無かったが、強い思いで進んだ。ゲームは賭博ではなく、子供たちに夢を与えるもの。その思いを遺された人たちが引き継ぎ、世界的に大ヒットとなった持ち運べる家庭用テレビゲーム機「Nintendo Switch」を生んだ。世界中の子どもをこれほどまでに喜ばせているのは日本の会社だという日本人として誇りを感じ、人生をゲームに捧げ、55歳で逝ってしまった岩田さんの笑顔を思い出した。

 

 

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しまつ

 

先日、50代の男性4人と、とんかつ屋で食事をした。いずれも経営者で、お金をかなり自由に使える人ばかりだ。食べながら、そのうちの一人が「俺、この間もこの店に来たわ」と、その時の話を始めた。河原町通りに面した交差点角にある店の駐車場は一般でも使えるコインパーキングになっている。彼は、ある日の昼食に1,200円のとんかつ定食を食べて店を出た。

30分後に、急にその店のすぐ先のビルに入っている経理事務所に行かねばならなくなり、車で駆けつけた。駐車場が見当たらず、同じ店の駐車場に入れたそうだ。「それで、戻ってきたら、駐車料金が1,500円になってた。うーん、と考えて、店を利用したらタダになるから、もう1回、同じとんかつ定食を食べたわ。さすがに食えへんかったわ。わはは」と笑った。それを聞いた残りの3人が「コーヒーだけにしたらよかったのに」「食べ残したとんかつ、もったいないな。お持ち帰りしたら良かったのに」「ほんまに、いい事思いついたな」という言葉を、ほぼ同時に真顔で発した。その翌日。ある寺の御奉仕で庭の掃除を手伝った。落ち葉を満杯にビニール袋に入れて、口を結んで捨てようとすると、そこの御亭主に「まだ、捨ててはいけない。口を結んで置いておくと、中の落ち葉がだんだん朽ちて空間ができる。そこにまた、新しい落ち葉を入れる。それを繰り返して、もう入らないというところまで入れてから捨てるのです」と言われた。ああ、これが「男のしまつ」なのだな。どちらの時も、愛しさに微笑んでしまった。