JAN-FEB /2017

京都・祇園北側、四条通沿いにある京菓子「鍵善良房」本店のウインドウは、その店構えと相いまって、京都でも有数の美しい空間だ。盛られた季節と美意識に足を止めることしばしば。江戸時代から誇りを持って脈々と伝えられた来たお菓子作り。時代は流れても、切磋琢磨されて洗練してきた菓子の数々に宿る凜とした精神は変わらない。箱やしおりなどの意匠や調度品も随一で、店の奥のカフェは、おだやかな時間が流れるミュージアムカフェといったところだ。節分の菓子「福俵が飾られたら、京都の春は、すぐそこに。※福俵の販売は2月3日で終了しています。

FROM QOL

2017年

1月

05日

2017年もよろしくお願いいたします。

京都を中心とした日本文化と、QOLをコンテンツやイベントを通して提供し始めて7年目に入ります。ここまでこれましたのも皆様のご厚情のおかげです。ありがとうございます。今年も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

2016年

12月

21日

年末年始の休営業のお知らせ

今年一年、ありがとうございました。2017年はさらなる飛躍を目指したいと思います。2017年もご指導、ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。                   

                                                            QOL文化総合研究所スタッフ一同

 

年末年始の休業日は以下の通りとさせていただきます。

 

2016年12月28日(水)〜2016年1月4日(水)休業

2017年1月5日(木)10時から平常通り

 

2016年

12月

20日

HPがHTTPS対応となりました

QOL文化総合研究所のHPがHTTPS対応となりました。インターネット上でやりとりされる通信データを暗号化し、通信の盗聴やデータの改ざんから大切な情報を守るための技術であるSSL/TLS に対応しているサイトのURLは https:// から始まります。情報通信時のリスクをできるだけ回避し、より安全にウェブサイトを利用することができるのです。問い合わせフォームからの質問 などにも適応されます。

NEW

京都物語7

時代の流れにこころざわつく毎日。しかし、決して踏み込んではいけない領域があるのだ。 →こちら

NEW

Kico’s Style vol7発刊

編集を担当させていただいているI.D.E. STYLE アカデミー(代表・長尾姫呼さん)の冊子「kico's style」最新版です。 →こちら


 ※2016年の主催イベントはすべて終了いたしました。2017年春から再開の予定です。

Feel ! 日本  -日本を感じよう - Vol.14             「テノール歌手 古橋郷平さんの歌と京都の秋のクライマックスを楽しむ 」  @白沙村荘  橋本関雪記念館

2016/11/13(日)11:30~14:30 11:00受付開始

*定員に達しましたので締め切らせていただきました。

*終了いたしました。

 

都の紅葉が最も美しい時期を選びました。会場は日本画家・橋本関雪が自身の制作を行うアトリエとして造営した邸宅「白沙村荘 橋本関雪記念館」。

池泉回遊式庭園は国の名勝に指定されています。京都花背の美山荘、ウィンザーホテル洞爺の美山荘洞爺を経て大徳寺門前 紫野和久傳にて料理長を務めた中村茂雄さんが生み出す日本料理を堪能した後、企画展を開催中の美術館で、橋本関雪らの絵に囲まれて、テノール歌手・古橋郷平さんのコンサートを楽しみます。 →こちら

Feel ! 日本  -日本を感じよう - Vol.13 「滋賀・高島の発酵文化を訪ねる」

※定員に達しましたので締め切らせていただきました。

※終了いたしました。

2016/10/11(火)11:00〜15:30滋賀県高島市の各所

地元出身・在住の発酵食研究家で「美食倶楽部」主宰の他谷昌子さんに発酵食品・料理についてお話を伺いながら、地元の野菜たっぷりの発酵ランチをいただきます。その後、天然醸造のお酢製造の現場と造り酒屋の酒蔵を巡ります。

こちら→

Feel ! 自分-QOL Terakoya Movement- vol.11「抗加齢の10つのコツを知る」

 ※定員に達しましたので締め切らせていただきました。

 ※終了いたしました。

2016/9/27(火)①10:00〜12:20 ②12:40〜15:00 京都烏丸 割烹「たいら」

肥満予防健康管理士・ダイエットアドバイザー・アンチエイジングアドバイザー・オートストレッチリンパ講師・骨盤矯正ヨガインストラクターという5つの資格を持った抗加齢指導者の田和茉莉さんに最新の情報を教えていただきます。

こちら→



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You&Me

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嬉しいコロッケ

 

 

最寄駅近くに小さなお肉屋さんが開店した。「お兄さん一人でやっていて、お肉も新鮮。豚肉100gでも嫌な顔をせずに親切だから、一人暮らしや老人が行きやすい」という情報をご近所から得た母から買い物を頼まれた。彼女は、こういう話を聞くと応援したくなる性分なのだ。一生懸命で、笑顔が溢れていたことに加え、高級な肉は無いけれど値段以上の品質だったので、母は贔屓にするようになった。3度目に訪れた時、お釣りを渡されてすぐに「つかぬことを伺いますが、小学校の学童保育でアルバイトをしていらっしゃいませんでしたか?」と地域の小学校名を挙げて尋ねられた。確かに大学の夏休みに、その小学校で学童保育の学生先生のアルバイトをしたことがある。お肉屋のお兄さんは、当時転校してきたばかりで一時的に学童保育に来ていたらしい。彼を産んですぐに母親は家を出てしまったのだが、同級生には言えずに「お母さんが買ってきた服」「お母さんと遊園地に行った」などと話していた。ところが学童保育の本採用の先生が急病で休み、代理の先生が「もうすぐ母の日だからお母さんの顔を書きましょう」と言った。母親の顔を見たことがないので戸惑い、にじむ涙を見せたくなくて下を向いていたら、「まじめに書きなさい」と叱られた。頼りなさそうな大学生先生が寄ってきて「こんな目て好き?」「こんな髪にしようか」と手を握って書いてくれた。しばらく、お母さんを絵に登場する時は、その絵をまねていた、という話だ。ああ、そういえば、と思いだした。いつも紫のクレヨンで絵を描いていた、あの子?この青年が?「あの時の?」「はい、ほんまにありがとうございました。あの時、救われました。ずっと忘れませんでした。御縁があり、この街に戻って店を開けました。子どもも2人居ます。これ、あの時の御礼です」と、袋を手渡された。帰り道に開けるとほかほかのコロッケが10個入っていた。

 

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今も燃えているか

 

 

何も怖いものが無かった20、30代。面白いように人生がころがり、毎日、毎時間、必死に生きていた。よく笑い、よく泣き、沢山の人と会い、流行を追い求め、お金も時間も自分の気持ちも削るように消費した。そうするうちに、少しずつ年を重ねて、老成して、少々のことでは感動せず、とびきり上等のものを食べても見ても平静で、ころがる面白さに欠けてきた。お世話になった方々の訃報が届くようになり、確実に老いを意識しだす。そこで、自分に問いかける。あんたの中の炎は、まだ燃えているの?どんどん薪をくべて、炎を大きくするパワーがあるの?挑戦すること、無理すること、戦うこと…年を重ねてもできると思っているの?ほんまに、大丈夫なのか、自分よ、と。山登りを続けるには工夫がいる。本当に大切なものだけを背負い、息切れしたら力を抜き、目まぐるしい天候(=時代)の変化に戸惑いながら平気な顔をして上を向いて一歩を踏み出す。今も炎は燃えているか、と何度もつぶやきながら。