2013年の主催講座・イベントは、すべて終了いたしました。多くの方に参加していただき感謝しております。ありがとうございました。

2014年は春から始動の予定です。ご期待ください。

 

2013年10月のQOL主催イベント

Feel!日本 -日本を感じよう-  天平時代のお茶とロマンを奈良で楽しむ秋のひととき                

*このイベントは定員に達しましたので締め切らせていただきました。ありがとうございました。

*このイベントは終了いたしました。

 参加費8,500円(入園料、昼食代、お茶代)

 定員は先着30人

 

 7世紀終わり頃から8世紀の中頃まで、奈良・平城京を中心にして華開いた天平文化万葉集、正倉院宝庫・物などが生まれた時代に思いをはせ、お茶を楽しみます。静寂な空間で、お茶をいただく時間。はるか昔、貴族が私たちと同じように楽しんだと思うだけで心躍りませんか?

 

農学博士・寺田孝重さんの話と実演

 今回、お話と実演をお願いした寺田孝重さんは、奈良県農業試験場茶業分場の研究員などを経て、現在、奈良県農業研究センターの専門技術員、京都造形芸術大学の講師という肩書の持ち主。著書「茶花の本名」=写真、論文「茶人と茶花」など執筆物も多数あります。お茶と茶花の研究家としても知られています。当日は、寺田さん秘蔵の道具と茶葉により、当時の作法を用いて天平時代のお茶を再現し、実際に、現代の大和茶との飲み比べを楽しみます。

 

 

 

 

秋の風情があふれる「吉城園」の茶室を借り切ります

 

吉城園は、興福寺子院の摩尼珠院があったところとされ、大正8年に現在の建物と庭園が作られました。園内は池の庭、苔の庭、茶花の庭からなり、紅葉の時期は、赤色の絨毯で覆われ、美しい景色と成ります。

小さな秋が、あちらこちらで感じられます。

 

http://nara-manabi.com/yoshiki/

 

第65回正倉院展の初日に開催

 

 当日は午後7時までの開催(入館は30分前)ですので、会の終了後に観覧することが可能です。23年ぶり二度目の出陳となる漆金薄絵盤(うるしきんぱくえのばん)、聖武天皇ご遺愛の平螺鈿背円鏡(へいらでんはいのえんきょう)や屏風が出陳されるのが注目です。天平時代の息吹を感じる一日となることでしょう。

 

お昼の懐石弁当と、御茶菓子も地元・奈良にこだわりました
 お昼は「奈良に名店あり」と噂高い奈良市脇戸町「つる由」さんにお願いしました。金沢の名店「つる幸」で修行した経験を持つご主人の素材への思いが詰まっています。
 御茶菓子は奈良市在住の神谷優希さん=写真=が担当。奈良女子大学と共同開発し大ヒット中の「奈良漬サブレ」など奈良にこだわるお菓子の名手が、この日のために、天平と奈良の秋をテーマにした茶菓子を創作してくれます。

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You&Me

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無いっ!

 

汗ばむ陽気のある日。突然、気が付いた。ウォーキングクローゼットの中の服が6着も無い。初夏から初秋に大活躍してくれる、外出着とパーティーウェアが、根こそぎ。どこかに仕舞ったこと自体を忘れたのか、それとも…。自分にしては高価かつ気にいっていたアイテムばかりが、消えている。念のため馴染みのクリーニング店にたずねると「コンピューターで調べましたが、すべて引き取っていただいています」との返事。そう言えば、パールのネックレスも見当たらない。いつか、どこかから出てくると思っていたが、これってまさか…。夕食時に両親に伝えると、まず父が「それは空き巣に取られたにちがいない。実は本に挟んでいたへそくりの10万円が無いと思ていたところだ」と言った。「それって、いつの話?」「いやー、1か月前までは確かにあった。いや、あったと思う。そうかあ、ボケたと思ってたが、泥棒かあ。お前の服はいつまであった?」「うーん、それが夏服なんで、気に留めなかった。でも去年の10月にはあったような…。(父、訝しげ)…いや、ありました」というような会話を続けていると、母が「うちはセキュリティもしっかりしているし、そもそも、金目のものではなく、洋服を盗むなんておかしいわ。お父さんのへそくりも、はさんであるページまで特定できない。それよりも、バッグを変えた時に応接間のテーブルの上にポンと置いた商品券が見当たらなかったの。包装紙と一緒に捨てたと思っていたんだけど、泥棒かしら」と言った。それからというもの、普段から、探し物ばかりしている両親は、何か見つからない物があると「やっぱり、ドロボーにちがない」と言いあっている。それにしても、かずかずの品は、いずこへ?

 

 

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誇り

 

知人から「YouTubeに2017年のクリスマスにNintendo Switchをゲットして歓喜する子供たちシリーズがある。中でもPart7は出色。日本人として誇りだね」と聞き、さっそく見てみた。海外の子どもたちが、ベリベリとプレゼントの包装を破り、中から出てきたものを見るなり「Oh! Nintendo Switch」と叫び、泣きだしたり、のたうちまわったりして喜ぶ姿が集められていて、あまりの喜びように見ている側も幸せな気分になる。そう言えば、と感銘を受けた言葉を書き留めている手帖を取り出した。もう数十冊になるのだけれど、いつ読んでも、どの言葉も古びずに新たな力を与えてくれる。確か、この辺にと探し出して読み返すと自分の功績が自らの人生に何を与えたかと考えた時、銀行口座にいくら金が貯まったかなどとは意味のないことだ。あなたの愛することをやり、あなたのすることを愛しなさい。なぜなら、それが人々があなたについて記憶する姿だからだ。それをSatoruIwata から学んだ」とあった。ゲーム界のレジェンド、任天堂の前社長・岩田聡さんが亡くなった際に寄せられた、南アフリカのある有名なコラムニストの追悼の言葉だ。同じ京都にいるということもあり、岩田さんとは面識があったが「僕の名刺の肩書きは社長ですが、頭はゲームの開発者、そして本質はゲーマーですよ」と言っていた。42歳でいきなりの社長抜擢で畑違いの開発から経営へ。その道は決して平坦では無かったが、強い思いで進んだ。ゲームは賭博ではなく、子供たちに夢を与えるもの。その思いを遺された人たちが引き継ぎ、世界的に大ヒットとなった持ち運べる家庭用テレビゲーム機「Nintendo Switch」を生んだ。世界中の子どもをこれほどまでに喜ばせているのは日本の会社だという日本人として誇りを感じ、人生をゲームに捧げ、55歳で逝ってしまった岩田さんの笑顔を思い出した。

 

 

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しまつ

 

先日、50代の男性4人と、とんかつ屋で食事をした。いずれも経営者で、お金をかなり自由に使える人ばかりだ。食べながら、そのうちの一人が「俺、この間もこの店に来たわ」と、その時の話を始めた。河原町通りに面した交差点角にある店の駐車場は一般でも使えるコインパーキングになっている。彼は、ある日の昼食に1,200円のとんかつ定食を食べて店を出た。

30分後に、急にその店のすぐ先のビルに入っている経理事務所に行かねばならなくなり、車で駆けつけた。駐車場が見当たらず、同じ店の駐車場に入れたそうだ。「それで、戻ってきたら、駐車料金が1,500円になってた。うーん、と考えて、店を利用したらタダになるから、もう1回、同じとんかつ定食を食べたわ。さすがに食えへんかったわ。わはは」と笑った。それを聞いた残りの3人が「コーヒーだけにしたらよかったのに」「食べ残したとんかつ、もったいないな。お持ち帰りしたら良かったのに」「ほんまに、いい事思いついたな」という言葉を、ほぼ同時に真顔で発した。その翌日。ある寺の御奉仕で庭の掃除を手伝った。落ち葉を満杯にビニール袋に入れて、口を結んで捨てようとすると、そこの御亭主に「まだ、捨ててはいけない。口を結んで置いておくと、中の落ち葉がだんだん朽ちて空間ができる。そこにまた、新しい落ち葉を入れる。それを繰り返して、もう入らないというところまで入れてから捨てるのです」と言われた。ああ、これが「男のしまつ」なのだな。どちらの時も、愛しさに微笑んでしまった。